池袋東口上空写真

消火器の役割

消火器の役割

消火器は火災が発生した場合に初期消火で使用します。火災の初期時であれば火を簡単に消すことができます。 平成24年東京消防庁のデータによると、消火器を使用した場合の初期消火成功率は『77.4%』という調査結果が出ています。この数値を見るだけで消火器の重要性 がはっきりわかります。たとえ消火栓やスプリンクラーといった消火設備があったとしても消火器のような素早い消火活動はできません。ピンを抜き握るだけで 消火活動ができる消火器は大変重要なものなのです

一般的には粉状の粉末消火器と液体の強化液消火器が使用され、状況により使い分けられています。粉末消火器は幅広い状況でも対応でき、 強化液消火器は天ぷら火災で効果を発揮するため厨房等で使用されることが多いです。


粉末消火器強化液消火器の中身


消火器本体の腐食は大変危険
腐食した消火器が危険な理由 ■最悪の場合は死亡事故になる

本体に腐食箇所がある場合加圧時の衝撃で腐食箇所が割れロケットのように飛んでいきます。飛んでいった消火器が 体にぶつかり最悪死亡事故につながっています。腐食している消火器は絶対に使用せず、今すぐ廃棄してください。


■消火器の処理について

消火器は環境への配慮から通常のゴミや廃棄物として処理することはできず、消火器販売業者などが不要な消火器を引き取り最終的にはリサイクル施設に運ばれます。 施設では消火器を分解しリサイクルされます。