池袋東口上空写真

連結送水管

連結送水管の役割

連結送水管はビルやマンションのエントランス付近から上階へ消火用水を送り込むための配管です。 消防車からホースを送水口へ接続します。接続された配管を伝い各階へ水を送り込みます。火災発生階付近の放水口にホースを接続し消火活動を行います。この設備は 消防隊員が迅速に消火できるようにするものです。連結送水管には配管内に最初から水を張っている『湿式』と配管のみで使用するときだけ水を送る『乾式』があります 『湿式は』屋上などの一番高くなる部分に『高架水槽』を持ち水が張ってあるのであポンプ車から圧送すれば直ちに放水が可能です。『乾式』の場合は放水するまで多少の 時間を要します。連結送水管は3階以上に設置します。階高が高い場合は上階に行けば行くほど総水圧が低くなってしまうため増圧するために『ブースターポンプ』を かませます。

連結送水管の構造図 配管は劣化し腐食する
連結送水管耐圧検査画像 ■竣工後10年後に耐圧検査が義務

防火対象物竣工後10年が経過した連結送水管には耐圧試験を実施する決まりがあります。送水口、配管は屋外に露出していることが あるため雨や湿気により腐食する場合があります。腐食箇所から穴があき、設計した放水圧力が出ず消火活動に支障があっては困るためです。


■竣工10年からは3年毎に検査義務

1回めの耐圧試験は竣工から10年後に実施します。2回目以降は3年毎に実施する決まりになっています。